デジタル市場ではほんの数秒間の遅れで貴重な収益が失われる可能性があります。企業はコンバージョンレートを維持しながら、ますます複雑さを増していくサイバー犯罪の脅威に対応していく必要があります。
LexisNexis® ThreatMetrix®は、大手グローバル企業で数多く採用されている、法人向け不正検知ソリューションです。数十億件の取引から構築されたデジタルアイデンティティ情報を、高度な分析技術や機械学習技術と組み合わせることで、Webサイト上でのカスタマージャーニー全体にわたる不正検知を行い、ビジネス上の意志決定を支援します。ThreatMetrix により次が可能になります。
【ThreatMetrixの機能】
この次世代型不正検知プラットフォームを利用することで、不正アクセスを未然に防ぎ、サイバーセキュリティのリスク管理プロセスを効率化するとともに、ビジネスの最大化を図ることができます。
LexID DigitalとDigital identity Networkは当社の不正対策ソリューションの中心的な要素です。エンドユーザーには見えない形でデジタルアイデンティティと取引の相互関係の分析を行います。エンドユーザーは余分な手間のかからないスムーズな顧客体験を、企業には包括的な不正対策およびサイバーセキュリティリスク管理ソリューションを提供します。
LexID Digitalは匿名化されたエンドユーザーのオンライン上の識別子です。LexID Digitalは、複数のデバイス、メールアドレス、アカウント名などの多くの要素によって確実かつ一貫して人物を特定し、同じリピートユーザーを高い確度で正確に認識できます。このため、なりすまし対策を行いながら、繰り返し訪れる信頼できるエンドユーザーが余分な追加認証の手間をかけずに素早くサービスにアクセスすることを可能にします。Digital Identity Network はすべてのThreatMetrix利用企業の様々なユースケースを含む膨大な情報を、業界をリードする分析技術と機械学習を使用してインテリジェンスとして統合しています。情報はすべて匿名化された状態で参照されます。ThreatMetrix は、LexID DigitalとDigital identity Network によって、口座開設(会員登録)、ログイン、送金・出金、決済、ポイント交換、重要事項の変更などの様々な利用シーンにおいて、企業に必要とされる包括的な不正対策ソリューションを提供します。
共通の目標、課題、または不正リスクを抱えている顧客のために、参加企業が情報を交換できるコンソーシアムが設立されました。
コンソーシアムでは、企業は共有リストを使用して、リアルタイムでネガティブデータとポジティブデータの属性を選択的に共有することができます。この集合的なインテリジェンスは、ThreatMetrixルールを介して運用することができます。コンソーシアムはギブ・トゥ・ゲット(得るために与える)モデルで運用されており、各メンバーは定期的に情報を提供することが求められます。
データは相互合意済みのコンソーシアムメンバーと情報提供者との間で交換されます。全体的に、業界に重点を置いた、またはピアベースで蓄積されたデータ洞察力が生み出されます。これは組織のローカルインテリジェンスを補完すると同時に、LexisNexis® Digital Identity Network®を通じて利用されるグローバルな共有インテリジェンスを基盤として構築されています。
最終的には、そのインテリジェンスはより正確なリスク評価を行い、各組織の業種をターゲットとした組織的なサイバー犯罪からより効果的に身を守るために使用されます。
不正については、組織内で発生した不正のタイプのみに焦点を当てることがあるため、その全体像をつかむのが難しい場合があります。
コンソーシアムは不正の状況に関するはるかに広範な全体像を提供します。
コンソーシアムのグループ全体にわたるほぼリアルタイムのインテリジェンスを共有することで、企業は通常であれば気づかない不正パターンを確認し、新たな洞察を得ることができます。また、不正の疑いがあるデバイスなどの懸念、デバイスをブラックリストに載せている組織とその理由を確認することで、将来の不正を阻止することもできます。
共有データにより、コンソーシアムの企業はその業界をターゲットとした複雑なサイバー犯罪集団を把握することができます。そのデータ内でより大きな全体像をつかむ能力は、最終的に不正に関するより賢明な意思決定とリアルタイムのリスク評価をサポートすることになります。
不正は動的であり、脅威のレベルは継続的に高まっているため、不正決済の効果的な検出が急務となっています。現在対応できていない脅威とアイデンティティの問題は既に重要な収益の流れを阻害し、不正による損失の増加をビジネスにもたらしている可能性があります。LexisNexis® Professional Servicesでは、企業が確実に最新の不正防御戦略と完全に最適化されたツールを使用して業務を行うことを支援します。
当社の専門サービスチームは皆様の不正ポリシーのルールと顧客データ管理プロトコルの効率性と有効性を評価・監視して、ThreatMetrix®ツールセットの即時性を改善すると同時に、その持続性を強化するサポートを提供します。当社はコンサルタントの専門知識を最新の高度な機械学習と融合しています。これにより、お使いのThreatMetrixソリューションが確実かつ完全に最適化され、グローバル市場全体にわたる可視性を拡大し、関連リスクに対する見通しをほぼリアルタイムで引き出すことができます。
また当社は、顧客のThreatMetrix不正防止ソリューションツールの価値を拡大し、不正の動向の変化と進化に対応しながら確実にビジネスを成長させることをサポートするために、広範かつ継続的なルール分析、データ評価、および最適化サービスを提供しています。これらのサービスを利用することで、企業は最終的な収益が悪影響を受ける前に、不正を事前対応的に予測し、ルールのパラメータを調整することができます。当社のサービスは個別に利用することができます。または、これらのサービスを組み合わせて、不正に関する最も包括的な視点を得ることもできます。
LexisNexis、LexID、およびKnowledge BurstのロゴはRELXの登録商標です。ThreatMetrixおよびDigital Identity NetworkはThreatMetrix, Inc.の登録商標です。
キーボード、マウス、スマートフォンの動きなどの利用者の独自の振る舞いをリアルタイムに検知し、正規の利用者と異なる振る舞いを見分け、なりすましを防御します。
詳細はこちら正規の利用者と犯罪者を区別するために日々収集される膨大なデバイスの情報を保管する LexisNexis ThreatMetrixの中核技術です。
詳細はこちら2020年3月に統合された Emailage®は、メールアドレス、メールアドレスのメタデータ、グローバルネットワーク情報と機械学習アルゴリズムを利用することで、電子メールアドレスを利用した不正リスク評価のリーダーです。
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