リスクベース認証の強化により不正損失を低減

高リスク取引をほぼリアルタイムで特定

「大日本印刷」のケーススタディ

                             
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大日本印刷(DNP)が非対面カード取引の不正率を低減

非対面決済の認証

大日本印刷(DNP)は1876年に設立された日本の印刷会社です。同社はその印刷と情報の強みを活かして、ここ数年間にわたり広範な事業分野に進出しています。中でも同社は、クレジットカード会社向けのアクセス制御サーバー(ACS)プロバイダとしての役割を果たしており、その役割において、3Dセキュア(3DS)プロトコルを使用して、非対面カード取引(CNP)決済取引を認証しています。

DNPのクライアントであるカード会社は、サイバー犯罪者が巧みな手法を用いて正規の顧客になりすますという警戒すべき動向を懸念していました。これに対してDNPは、同社の3DSワークフローの一環としてのリスク判定能力を向上させるために、LexisNexis® ThreatMetrix®を利用して、取引スクリーニングプロセスを強化することを決定しました。

デバイス、現在と過去のユーザー行動、場所のデータ、および取引の詳細に関する動的なデジタルアイデンティティデータを活用することで、ほぼリアルタイムで高リスクの取引を確実に特定することができます。これにより、カード会社はCNP決済取引を受諾、拒否、またはステップアップ認証を行うかどうかを決定することができます。

さらに、個々のカード会社の独自のビジネスと不正軽減戦略を反映してカスタマイズした柔軟なルールを導入することができます。これは、競合他社のソリューションにはない重要な機能です。

ThreatMetrixにより、DNPはカード会社にプレミアムサービスを提供し、不正の脅威を確認し、効果的な軽減戦略を用いて対処するためのサポートを提供することができます。ThreatMetrixはDNPとカード会社に以下のように大きな成果をもたらしました。

  • カード会社はより多くの取引を受諾し、その結果、カート離脱率を大幅に低減することができます。
  • 低リスクの取引はお客様に余分な手間をかけずに認証することができます。不要な顧客認証の低減は、優れた顧客体験につながります。
  • 不正対策部門の業務負荷が軽減されるため、真に高リスクのケースにのみリソースを集中させることができます。
  • 不正率と不正による損失額が大幅に減少しました。

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