サイバー犯罪者と顧客の識別

グローバルな共有インテリジェンスの力を活用してほぼリアルタイムでサイバー犯罪者を識別すると同時に、正規の顧客に余分な手続きのいらないオンライン体験を提供。

LexisNexis® Digital Identity Network®

             

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グローバルな共有インテリジェンスの力を活用

顧客体験の再構想

今、企業はデジタルトランスフォーメーションの真っただ中におり、今日の常に接続されている消費者の期待に応えるためにビジネスのやり方を変えつつあります。顧客は、どのようなデバイスを使用していたとしても、企業が本人をすぐに認識してくれるスムーズなオンライン体験を求めています。顧客は顧客体験全体にわたり、あらゆるプラットフォームとタッチポイントにおけるアクセス、利便性、一貫性を期待しています。

テクノロジーの変化に対応できない企業は後れを取ることになります。ただし、顧客の期待と不正防止との間にバランスを取る必要があります。サイバー犯罪者によるボットや合成アイデンティティの使用はますます巧妙化しています。また、世界中でデータ侵害の発生件数が増加しており、これにより、盗まれた個人情報がダークウェブに拡散し、サイバー犯罪者が顧客になりすまし、犯罪を実行するために必要な情報を提供しています。顧客に余分な手続きのいらない取引を提供するために、不正防止を犠牲にすることはできません。

LexisNexis® Digital Identity Network®は、複雑な不正をほぼリアルタイムで検出およびブロックする力を企業に提供します。それと同時に、信頼できる顧客の余分な手続きを最小限に抑えることができる実績あるソリューションです。

オフラインの行動とオンラインのインテリジェンスとの結合

LexisNexis® Digital Identity Network®の中核を成すのが、一意の顧客識別子であるLexID® Digitalです。これはオフラインとオンラインのデータをほぼリアルタイムで結合することで、顧客に関するあらゆるデータを提供し、真のデジタルアイデンティティを確立します。そして合成アイデンティティや盗まれたアイデンティティ、ならびに場所の異常性、同じデバイスから生成された新規メールアドレス、新規出荷先住所などの異常な行動を検出します。

LexID Digitalの主要要素は以下のとおりです。

  • 一意の識別子:LexisNexis Digital Identity Network全体にわたって認識される14億人の各ユーザーに対する
    トークン化された英数字の識別子
  • 信頼スコア:現在のイベントが、指定されたLexID Digital Identityと関連する可能性を示す動的スコア。
    低い信頼スコアは不正アイデンティティを示唆しています
  • グラフ視覚化:アイデンティティに関連するすべてのデバイス、認証情報、脅威、および行動の属性を
    示す双方向的な図面
  • 信用スコア:現在および将来の取引に対するLexID Digital Identityの評判の整合性を反映するスコア
ネットワーク固有の要素

LexisNexis Digital Identity Networkには、点をつなぐ際に特に効果的な以下の3つの主要要素が備わっています。

  • デジタルアイデンティティ・インテリジェンス:ウェブおよびモバイルデバイスの識別、実際の場所と行動の分析、アイデンティティとリンク分析、およびボットとマルウェアの脅威に関するデータで構成されるクラウドソースからのインテリジェンスを入手します
  • 動的意思決定プラットフォーム:デジタルアイデンティティ・インテリジェンス、行動分析、機械学習、外部データソース、ケース管理を使用して、継続的に意思決定を改善します
  • スマート認証:余分な手続きのいらないリスクベースの認証と、デバイス識別、多要素認証、生体認証などの顧客の負担が少なくかつ強力な顧客認証を組み合わせることで、顧客体験を向上させます。
LexisNexis Digital Identity Networkのメリット

LexisNexis Digital Identity Networkは最先端技術を使用して不正を事前に検知し、正規の顧客の効果的な事業取引を促進します。

  • 広範なネットワーク:LexisNexis Digital Identity Networkでは、月に約30億件の取引からの膨大な量のデータを活用しています。
  • オール・インクルーシブ・ソリューション:すべてのユースケースにおいて、新規アカウント登録からその後のすべての取引に至るまでのカスタマージャーニー全体にわたる強力な不正/認証決定ツールを入手できます。
  • デジタルアイデンティティへの明確な可視性:一意の識別子、信頼スコア、視覚化グラフを組み合わせることで、あらゆるチャネルとタッチポイントにおける顧客への包括的な洞察を得ることができます。
  • 統合アプローチ:リアルタイムのイベントとセッションのデータ、サードパーティシグナル、およびグローバルインテリジェンスを単一のスマートな認証フレームワークに統合することで、スムーズで負担の少ない体験を顧客に提供することができます。
  • 高度な行動分析および機械学習:動的なユーザー行動の分析を通じて、より正確なリスクモデルを構築し、最終的には誤検出を低減し、不正のレベルを最小限に抑えることができます。
  • プライバシー:トークン化を使用してアイデンティティの動的なリスク評価を実行すると同時に、顧客のデータの秘密を保持します。
  • 迅速かつ簡単な導入:クラウドベースのソリューションにより、既存システムとのシンプルかつ簡単な統合を提供します。

顧客体験がブランドを定義

顧客は、使用しているチャネルにかかわらず、自分が認識され、好待遇を受けることを期待しています。
常に効果的なカスタマージャーニーを提供する企業は強力なブランドロイヤルティを構築します。しかし、
ロイヤリティとは詐欺の増加を犠牲にしていては、手に入れることはできません。

幸いにも、膨大な量のデータをベースとして、最先端のテクノロジーを使用した適切かつ事前対応的な不正防止ソリューションを使用することで、損失を最小限に抑えると同時に、顧客体験の質を上げることが可能です。

LexisNexis Digital Identity Networkは、信頼できる顧客のために質の高い対応を確保しながら、ほぼリアルタイムでサイバー犯罪者を検出し、ブロックするのに役立ちます。

詳細情報

LexisNexis Digital Identity Networkのパンフレット

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